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トーベヤンソンあけぼの子どもの森公園

 この公園は、メタセコイアの黄葉が美しいことで知られています。開園は9時です。到着したのが9時半でしたし、平日の金曜日でしたから人はまだ少ないです。

 入口からのスロープにきのこの形をしたフットライトがあります。平日は17時までなのですが、土日祝日は夜20時半まで公園は開いており、その時には、きのこのライトが点いているのを見ることができるのでしょう。

 トーベヤンソンあけぼの子どもの森公園は、飯能市立の公園です。トーベヤンソンとの手紙のやり取りから生まれた公園と説明がありますが、それ以上の詳しい説明はわかりません。

 飯能市の体育館の裏手に広がる公園です。


 きのこのお家がこの公園のメインの建物です。この建物の中は、ワクワクするような不思議な構造になっています。子どもサイズなので、背の高い人は気をつけないと頭をぶつけそうな場所もあります。



 階段の手すりなど、あちらこちらにムーミンの世界を演出するアクセサリーがデザインされています。


 みなさん、平日のこの時間は、メタセコイアの写真を撮りにきている人たちだけのようで、きのこの家の中へ入って来る人が少なく、私たちだけの時もありました。とりあえず上へ上へと目指しました。


 小さなベッドがあったり、大人だと2人でいっぱいになるくらいの小さな部屋があったりと、子どもだったらワクワクする作りになっています。

 半地下は意外と広い部屋になっています。

 公園の奥に池があり、大勢の人がカメラやスマホを構えてこの写真を撮っていました。


 小川を渡る橋も、普通の橋ではありません。屋根の上の飾りも面白いです。こうした遊び心満載なのが良いです。

 予定では、ここから比企丘陵の方へ上がって展望台まで行くつもりでしたが、倒木などの処理ができていないとのことで通行止めとなっていました。比企丘陵は公園ではないので、裏からなら通行止めにはなっていないと思われます。公園側は、事故があっては困るということで通行止めにしたのでしょう。

 不思議な橋を渡り、一通り一周したところで、遠足の小学生が3クラスもやってきました。

私たちはちょうど良い時間に来たのだと思います。きのこの家は、これからこの小学生たちに占領されてしまうことでしょう。子どもたちがどのように喜ぶのか、ちょっと見てみたい気はしました。

 メタセコイアの黄葉は、これから12月初めまでが見頃のようです。