2024年9月26日から10月20日まで、長野県小川村の「ふるさとランド小川」という会場で中村好至恵さんの山の絵の個展が開かれています。
私と家内は、9月27日と10月11日に行ってきました。27日の時には会場に中村さんもいましたが、来場者も多かったので、11日の時の方がじっくりと絵を見ることができました。
中村さんは、安曇野山岳美術館でも個展を同時開催しています。小川村の方は壁面が広いので、大きな作品が多いです。その中では、「斜里岳」の絵が私は好きです。小さな作品では、伊豆の入江を描いた絵が面白いと思いました。
10月11日の時には小川村の林りん館に泊まりました。林りん館のお風呂は畳敷きの床です。ひんやりせず、滑らないという良さがあります。2階の部屋の窓からは鹿島槍ヶ岳など後立山連峰の山々が見えることになっています。天気次第です。11日は、雲に隠れていました。12日の早朝は朝日に輝く山々が見えました。ただすぐに山頂部分には雲がかかってしまいました。
ほんの数分の間、鹿島槍ヶ岳の山頂が見えていました。
鹿島槍ヶ岳は雲に隠れてしまったので、その右側、五竜岳でしょうか。そちらを描きました。
11日は、雲が多く後立山連峰は見えませんでした。それで、林りん館から少し下ったところ、大きなゴリラのハリボテが林りん館の看板として座っているところの近くから小川村の景色を描きました。その間、家内はその近くのヤギの牧場へ行っていました。私も後からヤギを見に行きました。
12日は、オリンピック道路で白馬へ行き、そのまま国道を糸魚川へ向かうことにしました。
林りん館から白馬へ向かう途中に「ぽかぽかランド美麻」という温泉が付属した道の駅があり、そこのおやきが美味しいらしいということで、立ち寄りました。しかし、おやきの販売は11時ごろからと言われてしまいました。
小川村にある、道の駅「おがわ」に付属した「さんさん市場」では、9月に来た時には9時には、おやきが店に並んでいました。「ぽかぽかランド」から引き返そうかと思ったのですが、おやき以外の野菜などは前日に「さんさん市場」で買ってあったので、おやきは糸魚川に抜けるまでの間で買えば良いだろうと思って引き返さずにそのまま白馬の方へ進むことにしました。
おやきは小川村で買った方が良いです。小川村のおやきの方が種類も豊富だったのです。
おやきと言えば、小川村の南の方にある「道の駅 いくさかの郷」は砂で焼いたおやきがあると、マツコの番組で紹介がありました。それで、おそらく行列になっているだろうと推測し、そちらへ向かうのは最初から諦めていました。
糸魚川へ向かう途中に「道の駅 おたり」もその番組で紹介されたからでしょうか、どこからこんなに車が集まってくるのだろうと思うほど駐車場は混んでいました。途中の道路はそれほど交通量は多くないのにです。
糸魚川へ向かう途中に糸魚川ー静岡構造線「フォッサマグナ」を見学できる場所があります。そこへ立ち寄りました。
国道沿いに駐車場があり、そこから遊歩道が作られています。遊歩道は大糸線のトンネル入り口の上を通り、5分ほど歩きます。そこからさらに階段を降りていくことになります。
糸魚川に向かうことにした、最大の理由は「ヒスイ海岸」に立ち寄ることです。家内は石を集めるのが好きなのです。石拾いはもっぱら家内に任せ、私は海を眺めていました。
本気でヒスイを探しに来ている人は、長い柄杓のような道具を持って来ていました。人の目に触れていない海の中の石を拾おうとしているのでしょう。
家内が拾い集めた石です。この中にヒスイがあるかはわかりません。
広い海を眺めて、波打ち際で海の水に触れるだけでも心が癒される気がします。
今回は600㎞以上のロングドライブです。行きの金曜日は上信越道があちらこちらで工事をして片側通行になっていました。ところが土曜日は工事はお休みで比較的スムーズに帰ることができました。紅葉シーズンにはまだ1〜2週間ほど早かったようです。そのため、それほど道が混んでいなかったのかもしれません。