3月30日は、北杜市にあるペンション「ロッジ山旅」のギャラリーがオープンする日です。「客室を3部屋ギャラリーにするので、その1室に展示しませんか」とオーナーの長沢さんから言われたは昨年のことでした。あとの2室は中村好至恵さんと菅沼満子さんの展示室です。お二人とも山歩きをご一緒した山仲間です。
私は、先週、展示作業に行きましたが、足りないものに気づき、オープンの日の朝にふただび行ってきました。
朝早く家を出発したにもかかわらず、中央道は小仏トンネルの手前から渋滞しました。天気は良いのですが、黄砂が舞っているらしく、景色は全体的に霞んでいました。
9時頃にロッジに着くことにして、先に小淵沢町にある大滝神社で湧水を組みました。八ヶ岳の湧水はあちらこちらに出ていますが、味は微妙に違い、私はここの湧水が美味しいと感じています。
玄関を入るとお花が飾ってありました。山仲間からオーナーの長沢さんへ昨日届いたのだそうです。そのすぐ横の壁には、私が描いた100号の笛吹川東沢の岩壁の油絵が飾ってあります。廊下の向こうから見ると、何か地獄の門のようです。でも実際にもそれぐらい自然の造形に畏怖を感じる岩壁なのです。
先週来た時よりもさらにロッジ山旅のいろいろなところが新しくなっていました。まず、車で到着した時から驚きました。駐車場がとても綺麗になっているのです。廊下にも作品が展示してあったのですが、それを少しでも見やすいように照明が取り付けられていました。
チラシもこの1週間で作ったそうです。長沢さんのギャラリー開設への意気込みがこちらにも伝わって来ました。
食堂には、私はハガキサイズの手描き水彩画を置きました。コロナで外出を控えていた時に庭で描いた草花の絵です。もし気に入った絵がありましたら買い求めて飾っていただけると嬉しいです。