以前宝登山へロウバイを見に行ったのは、2018年の2月9日でした。それぐらいがロウバイの見頃の時期です。山頂には雪がありましたが、大勢の人で賑わっていました。
今回は3月10日に行ってきたので、ロウバイの見頃は過ぎていると思い、梅を見に行きました。しかし、梅はまだ蕾の木が多く、逆にロウバイは見頃の時期を1ヶ月も過ぎていましたが、まだ咲いている木がありました。
何よりも、日曜日にもかかわらず、人が少なかったのが良かったです。
今回は、車ではなく電車で出かけました。西武鉄道の特急ラビューに乗ってみたかったからです。
我が家からの最寄りの西武線の駅は上石神井です。そこから所沢まで行き、そこで特急に乗りました。ラビューは窓が大きいのが特徴です。
所沢からだと特急に乗っている時間は1時間ほどです。秩父線は単線でカーブもきついので、それほど特急のスピードを生かせるわけではありません。でもそれで良いのです。シートも柔らかく、乗り心地も良いで、もっと乗っていたかったです。横瀬の駅付近では武甲山が間近に見えます。
西武秩父の駅から秩父鉄道の御花畑駅までは歩いて5分ぐらいです。秩父鉄道の駅は、古い駅舎が残っていて、いかにも駅という感じが良いです。
宝登山へは、ロープウェイの山麓駅まで長瀞駅からシャトルバスが出ています。それに気づかずに長瀞駅から歩きました。山麓駅まで歩いて20分ほどです。
行きは、ロープウェイを使い、帰りは歩いて降りるつもりでいました。
この日は混んでいませんでしたが、見頃の時期の土日には、ロープウェイに乗るにもかなりの列ができることでしょう。
ロウバイは見頃の時期からもう1ヶ月は過ぎているので、地面に散って、踏まれて潰れているロウばいがたくさんありました。しかし、中にはこのように綺麗に咲いている木もあるのです。
宝登山へは、長瀞の隣の野上駅から長瀞アルプスという尾根道をたどって登ることもできます。その方が山歩きを堪能できるのでしょう。
宝登山の山頂からの奥秩父の主脈の展望は良いです。
大きめのスケッチブックも持っていましたが、今回は短時間で、はがきサイズに両神山を描くことにしました。山頂は寒かったのです。
山頂からはロープウェイに乗らずに、山道を下ることにしました。以前もそうしたのですが、その時は、道に雪や氷がべったりと残っていて滑りやすいので、かなり時間がかかった記憶があります。今回は、全く雪がありません。
途中で、小さな子どもづれの家族に何組もすれ違いました。子どもたちは元気に登っていました。
帰りは、御花畑駅の一つ手前の秩父駅で降りて秩父神社からまっすぐ伸びる道を歩きました。その通りには、昔ながらの古い建物が残っています。
御花畑駅のすぐ近くにある慈眼寺は13番の秩父札所です。
西武秩父の駅に着いたら、特急の発車まで1時間ありました。各駅停車の飯能行きに乗った方が早く帰れます。しかし、帰りは、のんびりと車内でビールでも飲みたい気分です。
駅の中には広い土産物売り場があります。そこを見て回って時間を潰しました。特急はすでに停まっており、清掃が終わったらすぐに乗ることができたので、乗って早速ビールを飲みました。
土産物売り場の隣は温泉になっています。温泉に入って帰るのもオススメです。