狭山湖の奥の狭山丘陵西側に都立野山北・六道山公園という里山歩きを楽しめる場所があります。4月19日(水)に行ってきました。
新緑が美しく、ウグイスが盛んにさえずっていました。
里山民家でもらった地図の一部を載せました。ピンク色のコースが今回歩いたコースです。
ゆっくり歩いてちょうど1時間です。
東西に広がる公園のちょうど真ん中ぐらいに里山民家と岸たんぼと呼ばれる場所があります。駐車場は車40台が駐車できるスペースがありますが、須賀神社から入る道は車のすれ違いができないほどの細い道です。
古民家の写真は、一昨年晩秋に行った時のものです。ここでパンフレットや地図をもらうことができます。
古民家から奥に伸びている谷戸(やと)と呼ばれる谷状の地形には、岸たんぼと呼ばれるたんぼがあります。まだ水は入れられていませんが、カエルが鳴き始めています。
谷戸の両側に遊歩道があります。
今の時期が、一番新緑が美しいです。
ウグイスが盛んに鳴いていました。近くにいるようなのですが、姿はわかりませんでした。
谷戸の奥から上り坂になります。この辺りでたくさんウグイスが鳴いていました。この辺りは良いのですが、尾根に上がる直前は、雨上がりの時には滑りやすそうな坂道になります。
尾根に上がって左へ行くと、写真のような展望台があります。この写真は一昨年に行った時のものです。上まで登ると富士山が見えます。秩父連山も見えるのですが、周りの樹木の背が高いため、秩父連山を眺めるのでしたら近くの巨大ホームセンター・ジョイフル本田の屋上の方が良いです。今回は、この展望台までは行かずに、尾根道へ上がったら右に行きました。
尾根道の向こう側は、狭山湖の奥の部分です。そちらへはフェンスで遮られていて立ち入られないようになっています。昔はこのようなフェンスは無く、狭山湖側の方も歩き回ったことがありました。
尾根道は自転車も通行できます。展望台の近くまで車で行くことも可能です。ただし駐車スペースはあまりありません。
今回は、尾根道を少し歩き、また谷戸の方へ向かって降りました。
駐車場へ降りてきたところです。左手にこんもりとした里山があり、丸山と呼ばれています。ここへも道があります。
以前は、台風で荒れたせいか通行止になっていた道も、今は通れるようになっています。六道山公園の里山にはいくつもの道がついており、いろいろなコースを歩けるのが良いです。
家に戻ってから、都立野山北・六道山公園についてネットで調べると、今回歩いた場所のもっと東側の野山北公園には冒険の森というフィールドアスレチックができていることがわかりました。
今日歩いた場所はこれ以上整備されずに自然のままであってほしいと思いました。
ここを訪れるなら、秋の紅葉や落ち葉を踏みしめて歩く冬も良いですが、新緑の美しさを堪能できる今もオススメです。