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4月の霧ヶ峰

 横山厚夫氏と私たち夫婦で甲斐大泉にあるロッジ山旅を訪れるのが今回の目的でした。

4月9日(日)10日(月)の2日間です。2日間ともに晴天でした。9日は日曜日ということもあって、朝の中央道は渋滞するのではないかと予想して10時スタートにしました。全く渋滞は無く、これなら、もっと早く出ても良かったのではないかと後から思いました。


 須玉ICで降りて清里の方へ向かう途中の津金に「おいしい学校」があります。ここは明治大正昭和の校舎が並ぶ学校です。昭和の校舎ではパン屋がおいしいパンを作っています。ちょうどお昼でしたので、ここでパンを買ってテラスで昼食にしました。

 東京の桜はすっかり葉桜になっていますが、北杜市の桜はちょうど見頃を迎えていました。

 この後、清里の清泉寮ではソフトクリームを食べました。

連休は混むのでしょうが、今は人が少ないです。

 2日目は、ロッジ山旅のオーナー長沢さんが車で私たちを霧ヶ峰へ連れて行ってくれました。霧ヶ峰の美ヶ原への分岐点は、以前あった建物が壊されて更地になっていました。そこへ車を止めて、南の方へ、グライダー格納庫の方へと向かいました。上の写真はその途中の展望台からの景色です。

 展望台付近から見た北アルプスです。槍ヶ岳が見えています。


 霧ヶ峰は日本のグライダー発祥の地です。建物はグライダーの格納庫です。この左手に滑走路があります。その奥に薙鎌神社があります。

 ここには八島湿原にある元御射山遺跡(もとみさやまいせき)から出土した薙鎌(なぎがま)が奉納されているとのことです。

 薙鎌神社前は、樹木が刈り払われて大展望になっています。正面に諏訪湖と中央アルプスが見えています。あまり知られていない場所なのでしょうか。我々だけでこの景色を独占してお弁当を食べました。

 強清水から展望台、格納庫を経て薙鎌神社まで行った後は、グライダー滑走路の南側のぐるっと回って強清水へ戻るコースを歩きました。

 途中、右側にはガボッチョが見えていました。以前、秋にガボッチョへ登りましたが、今の季節の方が草が枯れていて登りやすそうに見えました。

 左側の丘の上がグライダーの滑走路になっているのでしょう。白い雲が浮かんでいて羊のようです。しかし、昨日のまきば公園もまだ寒くて羊や牛は牧場へは上がってきてはいません。霧ヶ峰も風は冷たいですが、風の当たらない場所では暖かく、のんびりと気持ちよく高原歩きができました。