石楯山は「いわだてやま」と私は呼んでいます。「いしだてやま」と書いてあるものもあるようです。ただ麓の神社は石楯尾神社「いわだておのじんじゃ」です。
昨年は4月15日に行きました。ちょうどツツジが見頃でした。今回は、見頃をすぎていたようです。
今回は朝、別の用事があったので、その用事を済ませてそのまま車を走らせました。出遅れたので、もうお昼近い時間になっていました。
登り口のツツジはだいぶ散っていました。上の方はまだ花がついており、ツツジのトンネルになっています。
赤紫のツツジはミツバツツジです。
連休前の平日ですが、登り口の駐車場にはすでに車が3台停まっていました。この駐車場は石楯尾神社の参拝のための駐車場なので、私たちは先に神社へ参拝に行きました。それから石楯山へと登って行きましたが途中と山頂で2組、昼食をとっていました。私たちも山頂でお弁当とも考えましたが、先客がいたので、次の要害山でお昼にすることにしました。
ツツジは見頃を過ぎていますが、十二単はたくさん咲いていました。
要害山へは、石楯尾神社から藤野駅の方へは戻らず、西に向かってすぐ川を渡り、上野原の街へ向かいました。上野原の街に入ると、正面に要害山が見えていました。要害山は地元では「おむすび山」とも呼ばれているようです。三角形のおむすびのような形をしており、その山頂に杉の木が立っているので、要害山だとわかります。
大倉の集落から登ることにしました。大倉への集落へは県道30号から細い道を入ります。入り口に看板があるのですが、最初に来た時には見落としました。細い道を結構奥まで行きます。奥まで住宅があるのです。
最初に車で来た時は、地元の人に駐車場を尋ねたら「山王神社の広場なら停められる」と教わりました。そこから登山口までは10分弱あるのです。そこで停められるかわからないものの道路の突き当たりまで行くことにしました。
山へ作業に入っている人の車がありましたが、その下の斜面に停めました。この場所は4台ぐらいまででしょう。山王神社の広場なら10台ぐらいは停められると思います。
登り口から20分ぐらいは植林の杉林の中を歩きます。
杉林の中と書きましたが、杉か檜かわかりません。同じ場所にある木ですが、木肌がこのように違うのです。どちらかが檜かと思って写真を撮って帰りました。しかしネットで調べると木肌では区別がつかないと書いてありました。区別は葉でつけるようです。檜の葉は、平べったく、杉は棒状だそうです。残念ながら葉は見て来ませんでした。
多分両方とも杉でしょう。
檜は谷筋ではなく尾根に植えるともネットには書いてありました。
杉林の道から石灯籠のある峠に出ると、そこからは気持ちの良い尾根道です。要害山は、城山です。土塁の跡がわかります。
石楯山と違って、こちらのツツジは今が見頃です。晴れてはいますが、快晴ではありません。しかし、午前中はもっと天気が悪かったので、遅く出て来て正解だったようです。展望は下の動画をご覧ください。
我々が山頂へ向かった時に、先客がいましたが、こちらが山頂へ着いた時には向こう側へ降りて行きました。それからは誰も登って来ません。
山を降りて来て山仕事をしている人に尋ねると、土日はかなりの人が登りに来ると行っていました。
電車・バスで来る人たちは、東側の鏡渡橋の方から登って来る人が多いと思います。そちらからの方が景色は良いのです。
あまり知られて人が多くなるのは嫌ですが、オススメの山ではあります。