· 

藤野、ゆずの尾根へ

 晴天でした。朝、ゆっくりと出かけても大丈夫な場所として、中央線藤野駅北側の尾根を歩くことにしました。山歩きに慣れていない家内も一緒ですから、鷹取山までは行かず、駅から30分ほどの見晴らしの良い場所まで歩くことにしたのです。

 西荻窪9:18分、大月行きの快速に乗りました。

この時間帯なら、電車は混んでいません。座って行けます。

7時台だと、下りの電車でも八王子近くまではえらく混んでいるのです。

 大月までの直通電車ですが、高尾で特急の通過待ちのため10分ほど停車しました。


 藤野駅から線路沿いに東へ歩き、踏切を渡ってトンネルの方へ向かいます。トンネルの手前を右に行くのが藤野神社を経由して尾根に上がる道です。トンネルの方へ行くと陣馬山への道となります。

 藤野神社へと上がって行く道は紅葉が美しかったです。


 神社の手前にゆずの木があり、たくさん実をつけていました。神社の鳥居手前にも紅葉の木があり美しかったです。


 藤野駅のホームから北側の尾根を見上げると、この写真に写っている送電線の鉄塔が3つ見えます。そのうちの2つがこの写真に写っているもので、もう一つはススキが写っている写真の後ろにあります。

 目指す場所は、その鉄塔のさらに北西側にある鉄塔の場所です。

そこまで駅から40分弱かかりました。かなりスローペースです。普通なら30分ですが、落ち葉を手にしたり、ドングリを拾いながらゆっくり登ってきました。


 南側の急斜面にゆずの木がたくさん植わっているこの場所は開けていて気持ちの良い場所です。ベンチもあります。

 ただ、この日は、西からの風が強く、ベンチのあたりでは風がまともに当たるので、鉄塔の近くの斜面で持ってきたお弁当を食べました。

 京塚山の斜面には、「緑のラブレター」のアート作品が見えています。

 


 帰りには、藤野神社へ立ち寄りました。ここからの石段は、写真で見る以上に急で長い階段です。転んだら大怪我間違いなしです。手すりがあるので、それを掴んだ方が良いです。

 行きでは、下に見えている鳥居のところから尾根へ直接出る山道を行き、この石段は使いませんでした。

 駅からすぐに登れる場所なのですが、あまり知られていないのか、登山者には誰にも会いませんでした。私たちはゆずの木のベンチで引き返しましたが、鷹取山までは2時間弱で静かな尾根歩きが楽しめます。

 帰りに駅横の売店で柚子を買って帰りました。