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藤野駅北側の尾根

 藤野駅の北側に尾根があり、その尾根伝いに1時間半ほど歩くと鷹取山へいけます。今回は、そこまでは行かず、駅から30分ほど歩いた鉄塔のところで絵を描くことにしました。下の写真の左側の鉄塔のところです。

 朝7時に藤野駅前から歩き出しました。

 尾根に上がるには、写真よりもずっと右側にある藤野神社の方から上がります。

 藤野の駅を出たら、相模湖方面へ戻るように線路ぎわの道を行くとすぐ踏切があります。登山スタイルの人が私の後ろから歩いていましたが、その人たちは陣馬山へ向かうようでした。私は踏切を渡ったらトンネルの手前を右に曲がりました。

 こちらへ来る人は誰もいません。私はマスクを外しました。

 鳥居をくぐって石段を上がり、藤野神社の途中から左へ尾根へと続く道に入ります。そのあと、尾根道になるのですが、最初の鉄塔の手前で樹林帯が刈り払われていました。どうするのでしょう。

 二つ目の鉄塔の場所が今日の目的地です。ここまで駅から30分です。鉄塔の少し先にベンチがあります。ここからの景色が良いのです。ここで絵を描くことにしました。この場所は、地元の人が作った柚子畑のようです。斜面にたくさん柚子の木があります。

 まだ柚子は緑色です。藤野は柚子の里とうたっています。その時期になると駅の売店でも柚子を買うことができます。

 ベンチに座って、目の前の景色を描きました。

 ベンチのところで描いたあとは、鉄塔のところからもう1枚描きました。京塚山の中腹にあるアート作品「緑のラブレター」が見られるところです。峰山やその向こうの道志山塊は霞んでいました。

 まだ9時半でしたが、絵を2枚描いたので、今日はこれで山を降りることにしました。木漏れ日のある山道をのんびり戻りました。マスク無しで山の空気を吸えて良かったです。山の中では誰にも会いませんでした。

 家にはお昼前に帰り着いてしまいました。