甲斐大泉のロッジ山旅のオーナー、長沢さんが車を出してくれて美ヶ原まで行きました。今まで、半年以上外出を控えていましたから、本当に久しぶりに山の清々しい空気に触れました。美ヶ原やその後登った牛伏山は山登りとは言えませんが、忘れかけていた山歩きの楽しさが蘇ってきました。
電波塔のたくさん立ち並ぶ王ヶ頭まで行っても良かったのですが、私がまだ登ったことのない、牛伏山へ行くことになりました。向こうに見えているなだらかな起伏が牛伏山です。
牛伏山にはマツムシソウが咲いていました。この花は青紫色が美しいので好きな花です。
下界はまだ残暑が厳しいのですが、山の上は涼しい風が吹いていました。少し寒いくらいです。石の積み上がったところに風を避けて座り昼食をとりました。
この日は、高曇りの空ですが、穂高岳から後立山連峰まで山のシルエットが見えていました。槍ヶ岳はその特徴からすぐに見つけられます。
後立山連峰の鹿島槍ヶ岳もその双耳峰を聳え立たせていました。
山並みが重なっていますが、写真の中央奥に見えているのは剣岳だそうです。
山の大先輩は、この後小淵沢の駅から東京へ向けてお帰りになりましたが、私たち夫婦はロッジ山旅へ泊まりました。
ロッジ山旅の夕食は、普段は釜めしなど様々な料理が出るのですが、あえてカレーライスを頼みました。野菜カレーやビーフカレーなどスパイシーで美味しいのです。
ロッジ山旅から車で5分ほどのところにまきば公園があります。来年の干支の牛をスケッチしようと思ったのですが、牛たちはだいぶ遠くに寝そべっていました。富士山はずっと見えていました。
なんでヤギは高いところへ登りたがるのでしょうか。
今回、思い切って東京から山梨までやってきたのは、一つには山の大先輩と山歩きができるからです。
せっかく出てくるのですから、ほかにもいくつかの目的がありました。
しかし、日野春ハーブガーデンのように木曜日が定休日で行けなかったところもありました。八ヶ岳のパイ工房も木曜日が休みでした。
小淵沢のインター近くにあると教えてもらったフラワーセンターは閉館してしまい、解体・整地作業をしていました。
行けたのは、陶芸家・森下真吾さんと木工作家清水さんの作品展(実は会期が19日から23日までだったのですが会場を開けてもらい作品を見せてもらいました)
小淵沢で陶芸制作をしたりフルートやパイプオルガンを作っている友人の古民家。
「日野春アルプ美術館」「おいしい学校」「大滝神社の湧水」「勝沼の百果苑」です。
しかし、山の大先輩と一緒に山歩きができたこと。友人と久しぶりにアイリッシュのセッションが出来たことで、私にとっては大満足の2日間でした。