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須玉の山

 甲斐大泉にあるペンション「ロッジ山旅」によく泊まられる山仲間に加えてもらっての山歩きです。11月23日は東京は雨です。山歩きは中止かなと思って車を走らせましたが笹子トンネルを抜けたら青空がありました。双葉のサービスエリアはいつになく人でいっぱいでしたが、皆んなはこの天気の変化を予想して来たの?そう思いました。

 

 写真などはクリックすると拡大できるものもあります。

 車2台でしたので、1台を南側の林道へ置き、1台にみんな乗車して、みずがき湖から林道を峠に上がって駐め、そこから出発しました。


 峠から尾根に上がり、尾根の上を歩いて行きます。踏み跡はありますが、落ち葉がたくさん積もっており、はっきりとした道ではありません。尾根の上をアップダウンを繰り返しながら歩いて行くのだろうなと思いました。

 そのうち、急な登りのピークへ向けて先を歩く皆さんは登って行きました。


 登り着いたピークは「見晴らし岩峰」と言うそうです。標高1460m 。八ヶ岳は上の方が雲に包まれています。八ヶ岳大橋が左手に見えています。

 急な岩峰は下りの方が大変です。峰を降りて隣の笠無の山頂へ向かいました。


 笠無の山頂でお昼です。私は急いで食べてから水彩スケッチをしました。


 笠無から見晴らし岩峰の下をトラバースして尾根道を戻り、南東へと伸びる尾根に入りました。こちらは尾根が痩せていて、岩が所々あります。少し大きな岩を回り込むとそこが摩利支天と呼ばれている岩でした。


 このあたりの木には鳥の巣のようなヤドリギがたくさんありました。木に取り付いて栄養をもらうのでしょうが、こんなに取り付いたら木が枯れてしまいそうです。


 比志の塒(ひしのとや)と呼ばれるピークへは立ち寄ってすぐに戻りました。戻ってから降る尾根道には、ちょっと嫌な感じの岩場がありました。岩の上は越え難いので岩の脇を抜けるのですが、土は崩れやすく、木の根を掴んでトラバースしました。この辺りは、下の方も岩場になっているので、この岩場を避けて下へ行っても危ないです。


 伐採をしているところの脇を通って林道へ出ました。私の車はその林道のすぐ先です。翌日は向かい側に見える山から尾根歩きの続きをすることになっていました。

 車に5人乗って、もう1台を駐めてある峠へと向かいました。

 静かな山歩きができた1日でした。