中央線藤野駅から秋山川を挟んで左側は金剛山から日連山への連なりです。右側が今回歩いた石楯山から京塚山の連なりです。京塚山の手前にある小山の中腹に電車や中央高速から見える「緑のラブレター」があります。その脇を通って降りてきました。
石楯山の登り口は、石楯尾神社の向かい側にあります。ここまで藤野駅からタクシーで830円です。
石楯尾神社から石楯山の山頂まではツツジのトンネルですが、今年はまだ蕾でした。昨年は満開だったのです。登り口から山頂まで10分ほどです。
ベンチが置いてあり、展望も良いです。
石楯山から東へ名倉峠へと向かいました。尾根筋をそのまま行くので小さなアップダウンがあります。道の右側をトタン板の低いフェンスが続くのは鹿避けでしょうか。
登山道は一旦、名倉峠で車道に出ます。ここはバスが通っています。車道を右手に少し降って行きます。すると目の前が開けてきます。見ると、正面の山に目がついています。「山の目」というアートです。
一本松山への登り口は、左手にあります。ここから階段の登りです。
だいぶ山頂に近づいた感じになってきたところで、分岐があります。左手の急な登りが一本松山の山頂への道です。右手の道は巻道になります。この分岐から5分ほどで山頂です。階段の登り口から山頂まで、のんびり歩いても20分少々で到着します。
一本松山の山頂には、薄紫色のツツジが咲いていました。表示は「ヤマツヅジ」とありました。
ここでお昼にしました。暖かな日差しがちょうど良く、周りの新緑も美しいです。まだ新芽も多いので、しばらくは新緑が楽しめることと思います。
京塚山山頂の南側に展望の良いところがあります。そこからの眺めです。正面に二つの峰を持つ石砂山が見えています。
京塚山から東へ下って行きます。名倉グランドの向こうに金剛山が見えています。
ここから左へ分岐を登っていきました。するとすぐに写真のような場所に出ました。これは何だかわかるでしょうか。
すぐ脇には「愛の鐘」と書かれたボンベを使った鐘が置いてありました。目の前を見下ろしたところに藤野の駅も見えています。もう一つの写真は駅から見たこの場所です。「緑のラブレター」と題されたアート作品がこの場所だったのです。近くで見ると鉄パイプの上に白いシートがかけられたものですが、遠くから見ると隙間が手であったりしているのがわかります。
この封筒はハートのシールで封をされたようになっていますが、封筒が開けられた状態にしてあるときもあるそうです。
ここから園芸ランド事務所前バス停まで10分ほどです。
14:52藤野駅行きバスに間に合いました。バスは平日と土曜日だけです。シュタイナー学園がお休みの休日には動いていないようです。弁天橋を渡って藤野駅までは1㎞程でしょうか。
色々な花が道の脇に咲いていました。スミレはあちらこちらで見られました。
小さな花がたくさん集まっているのは「ジュウニヒトエ」というのだそうです。
白い小さな花の名は、その場で教えてもらったのですが忘れてしまいました。秋にはもっと矢のように細長く伸びた花になるとのことでした。もう一つは「シュンラン」だそうです。
これは「マムシグサ」です。不気味な感じです。毒草です。汁に触れると炎症を起こすとwikiに書いてありました。
訂正 マムシグサではなく「ミミガタテンナンショウ」のようですとの指摘がありました。ネットで画像を確かめると、まさに耳のようになっていることと葉の形からミミガタテンナンショウが正しいようです。指摘してくださったNさんありがとうございます。
ツツジは種類があるようです。薄紫のものは「ミツバツツジ」ようです。オレンジ色のツツジは石楯山の登り口にたくさん咲くはずのツツジです。石楯山の北面はまだでしたが、途中南面の斜面では咲いた花が見られました。
花の名前は聞いてもすぐに忘れてしまいます。
こうしてブログに書いておくと少しは覚えるのかもしれません。
今回歩いた山は、これから連休にかけてオススメです。
今回は、3時間ほど歩いた中で、お一人だけ地元の人とすれ違いました。あとは我々だけの山です。あまり宣伝すると、静かな山で無くなってしまうので嫌なのですが、このブログを見ていただいている方はわずかだと思うので、皆さんにはオススメします。