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再び伊豆ヶ岳

 晴れたので、前回描きかけたキャンバスと油絵の道具を持って再び伊豆ヶ岳へ行きました。

今回は、前回下りに使った大倉山コースを登りに使い、下りは正丸峠からにしました。

 今回のブログは行程を追っての紹介はしません。

 伊豆ヶ岳の岩場のところで、3人のグループがヘルメットをかぶって登る準備をしていました。この岩場は浮石が多いので、小石を落とさないとは限りません。このように準備周到なグループもいれば、子供連れて平気で岩場に向かう親子もいました。

 そういう私も昔、小学生だった息子たちを連れてこの岩場を越えました。

 伊豆ヶ岳から古御岳を見たところです。ここをどんどん下って行ってまた登り返すわけです。途中、山伏峠への分岐が山頂からすぐのところにありました。

 私の場合は、古御岳で絵を描いたらまた、下って登って戻ってくるのです。しかし、見た感じよりも実際に歩いて見るとそれほど時間はかかっていません。

 今日は、日差しがあり、地面の感じも描きたかった景色になっていました。日差しはあるのですが、冷たい風が吹いていて、じっとしていると着込んでも体が冷えてきました。

 古御岳を通って、尾根伝いに吾野まで降りられるのですが、9㎞ほどあるようです。それでも結構多くの方々が吾野方面へ向けて目の前を通って行きました。

 古御岳から伊豆ヶ岳へ戻ってきたらちょうどお昼でした。たくさんの登山者がお弁当を食べています。伊豆ヶ岳の山頂は細長く広いので、分散していて、それほど混み合っている感じはしません。

 私は古御岳でおにぎりを食べてきました。

 正丸峠へ向かう尾根道からは武川岳が大きく見えていました。

正丸峠までの尾根道は明るい日差しがあって気持ちの良い道です。

 正丸峠はいきなりレストハウスの横に出て、そこからは急な階段です。あとは沢沿いの道になります。あまり面白い道ではありません。どんどん下りました。

 車道になり、人家があるようになってからの景色の方が良いです。ミツマタが咲いていたり、梅が咲いていたりします。

 古御岳で描いた油絵は、少し画面がうるさいので、家で直すつもりです。描きたい感じは掴んでいるので、このあと家で仕上げても現場の雰囲気は損なわないで描けそうです。

 正丸峠への途中で、武川岳を油絵でスケッチしました。油絵ですが、1時間弱で描きました。空の部分と手前を少し直して仕上げようと思っています。クリーム色の下塗りをしていたのがこの季節の山にはちょうど良かったようです。