一昨日、石砂山へ登った時、菅井に降りてから峰山に登り返すところを間違えて、そのまま、やまなみ温泉まで降ってしまいました。今回は、やまなみ温泉から峰山だけを登ることにしました。
1時間程で登れる山ですから、早出をする必要もなく、西荻窪9:24大月行きの電車に乗りました。藤野には10:27到着予定ですが、少し遅れ10:30到着です。やまなみ温泉行きのバスは10:40分なので大丈夫です。
やまなみ温泉へは10分程で着いてしまいました。
峰山への入り口は、バス停からほんの少し戻ったところにあります。
集落の車道を歩くとすぐに右手に登って行く登山道があり、わかりやすく表示もあります。しばらくは針葉樹の植林の中を登って行きます。
やがて尾根に取り付き、尾根上やそのすぐ下を緩やかに登って行きます。炭焼き小屋跡の表示があるところへ来ました。ここまで登山口から25分ぐらいです。
この先、急坂になります。
かなり急な登り坂です。滑りやすいので木の根に足をかけて登って行きます。私はこの急坂を10分で登りましたが、汗が出て息が切れました。
急坂を登った先に分岐点があり、ベンチがありました。秋山川方面への分岐です。
さらに登って行くと山頂の肩に出て、そこに石碑がありました。石碑には左から「雨神」「諸大龍王」「風伯」と書いてあります。
石碑の向こうには、もう山頂が見えています。
山頂到着は11:35です。登山口から40分で登ってきました。山頂の標高は570mとあります。山頂は西側と南側に展望が開けます。西側には一昨日の石砂山が見えていますが、ゴルフ場があってあまり良い景色とは言えません。
若い人が南側から登ってきました。聞くと、石老山から石砂山を経て峰山まで来たのだそうです。私の3日分を1日で歩いてしまうのですから、さすが若さです。
そのあと、藤野かからのバスで一緒だった年配の方が登ってきました。小舟から登ってきたとのことです。私と逆コースです。
南側は大室山など道志山塊が見えます。大室山のさらに右側の方には富士山が見えていました。残念ながら山頂部分は雲の中でした。
石砂山はどうも描く気にならなかったので、少々逆光ですが、南側の大室山を描くことにしました。
逆光だと、シルエットになってしまい、どうしても山の量感が捉えられず平板な絵になりがちです。
山頂からは舟山へ降りることにしました。山頂を出発したのは12:21です。
山頂からの急坂はコンクリート製の丸太による階段になっていました。崩れやすそうな斜面ですから確かに歩きやすいです。
道は、途中菅井方面への道を分けて降って行きます。沢筋を横切るところは道が崩れやすくなっていました。
山頂から20分弱で林道に出ました。さらに降って行きました。
舟山には12:43に着きました。山頂から22分です。ここから車道歩きです。バスで一緒だった人は、この車道を登って舟山へ来たわけです。単調な車道は下りの方が良いように思うのですが、どうでしょうか。
やまなみ温泉のバス停には13:00に着きました。
一昨日は定休日だった、やまなみ温泉ですが今日は開いていました。あの悪夢の定休日の看板は横にしまわれています。
露天風呂は山並みが見えて良かったです。入浴料金は700円です。
風呂上がりにゆずシャーベットを食べました。藤野市は「ゆずの里」とうたっているのです。
バスは一昨日と同じ14:18分です。藤野駅からの14:39高尾行きに余裕で間に合います。
藤野駅の階段から見ると三角の山が見えるのですが、山の形からしておそらくこれが峰山だと思います。
1時間弱で登れてしまうので、物足りないかもしれませんが、のんびり出かけて温泉にも入れば満足できる低山歩きだと思います。