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晩秋の要害山

 前回、要害山へ登った時には、登り道を間違えて神社の裏から続く仕事道に入ってしまい、最後は藪漕ぎをして尾根に出ました。しかし、下山の時には正しい道を通ったので、30分もかからず降りてしまったのです。

 要害山は展望の良い山なので、山の絵を描こうと、晴れて暖かくなるという予報を信じて出かけました。

 最初は曇っていたのですが、小仏トンネルを過ぎると晴れてきました。上野原でICを降り、大倉の集落を目指しました。

 大倉の集落の入り口を前回は見落として通り過ぎてしまったのですが、良く見ると大倉入り口の表示が出ていました。

 前回同様、神社前の広場に車を停めました。ここから登山口までは、集落の中をもう少し登って行きます。

 村の上水タンクが見えて来ました。登山道はこのタンクの右手から始まります。要害山は右手の方になります。写真に入れそこないました。まずは、上水タンクの上に見える峠を目指します。

 樹林帯の道です。9月の台風で何箇所も道の途中に倒木があり、まだ片づけられてはいません。

 上水タンク脇から15分で峠まで来ました。右手へ行けば要害山です。今回は、先に「風の神様」に行ってみることにしました。要害山とは反対側の左手です。



 峠からすぐ登りになります。幾つものピークを越えて行きます。前回、藪を漕いで出たピークには赤い標識が地面にありました。標高570mのピークです。まずはそのピークを目指しました。今度こそと思って目の前に現れるピークに登るのですが、5回目にやっと目指していた570mのピークに着きました。

 前回は、この写真の中央部分の藪から這い上がって来たのです。


 「風の神様」は570mのピークからまだ先です。570mのピークからの下りは、かなり急です。その先、気持ちの良い尾根道が続きます。岩があって左が急斜面になっている箇所もありますが、ロープが張られていました。

「風の神様」には峠から20分程で着きました。南側が開けていて展望が良く、気持ちの良い場所です。ここで、水彩を1枚描くことにしました。

瀬淵山から飛び立ったパラグライダーが見えました。

 峠へ戻ってきました。峠から要害山へ向かうところに石灯籠があります。2本の木に縄が差し渡してあるのですが、これは何でしょう。しめ縄なのでしょうか。

 

 要害山の山頂は広々として展望も良く、気持ちが良い山頂です。紅葉はもう終わりなのでしょうが、暖かな日差しで美しく彩りとなっていました。ここでもう1枚水彩を描くことにしました。

 暖かな日差しの中で、のんびりと山歩きと山の絵を描くことを楽しめた1日でした。