2015年の10月23日(金)から24日(土)にかけてオーレン小屋に泊まり天狗岳と硫黄岳を周ってきました。
車は桜平に停めることにしました。朝7時頃桜平に到着しましたが、だいぶ車は停まっていました。しかしゲートに近いところが空いていたので、そこへ停めました。
ゲートから夏沢鉱泉までは車が通る幅の広い道が続きます。夏沢鉱泉からは山道です。オーレン小屋には8時50分に着きました。
小屋の人に、今日お世話になることの挨拶をして、小屋の裏手から天狗岳へ向かう道を登りました。箕冠山(みのかぶりやま)に着いたのは9時50分です。
箕冠山から降ると急に展望が開けます。それとともに強風にさらされました。強風の通り道なので、道の左側に山腹にへばりつくように根石岳山荘がありました。根石岳には10時7分着です。
根石岳の山頂から南を振り返ると赤岳や阿弥陀岳が見えていました。東天狗岳の山頂には10時45分頃到着しました。
山頂で水彩を1枚描き、昼食を食べて、12時半頃山頂を後にしました。1時間半以上山頂に居たことになります。西天狗岳には行きませんでした。
同じ場所から東天狗岳を振り返ったところですが、時間差は10分もありません。絵を描こうと思っていたのですが、ここでは諦め、夏沢峠まで降りてきて、そこで1枚描きました。
夏沢峠へ降りたのは2時15分頃です。目の前に大きく荒々しい崖を見せている硫黄岳を描きました。
ここからオーレン小屋までは20分ほどです。
夕食の写真はオーレン小屋名物の桜鍋です。ここに泊まった目当てでもありました。
24日(土)は朝6時を少し回った頃出発しました。夏沢峠からは硫黄岳の崖が大きく立ちふさがるように見えるのですが、意外とどんどん高度を稼ぎ写真の夏沢峠を見下ろすところまで30分かかっていません。この日も強風で、しかも冷たい強風です。手袋を持ってこなかったことを後悔しました。硫黄岳の山頂には7時半頃到着しました。オーレン小屋からは1時間半ほどでした。
硫黄岳の山頂も強風で、寒くてたまりません。大きなケルンがあるので、その陰に座り風を避けて水彩を描きました。1時間ほど山頂にいてから、赤岩の頭のすぐそばの白砂のところまで降りてきました。不思議なことにここは風があたりません。ここでも水彩を描きました。この場所には2時間ほど居たことになります。
白砂の分岐点からオーレン小屋までは40分程で降りてきました。小屋の前で昼食を作り、小屋の方へ挨拶して下山しました。山は冷たい風が冬の訪れを感じさせましたが、桜平付近はまだ紅葉が美しかったです。
のんびりと山道を歩き、桜平の駐車場に着いたのは2時頃でした。オーレン小屋から1時間弱かかっています。桜平からの道は、車のすれ違いが難しい道ですが、午後ということもあってそれほど登ってくる車はありませんでした。でこぼこ道ですが、紅葉が美しい道でした。