傾斜地の場合はWEDでヘリパッドを設置しただけでは、使い物になりません。そこで、私が作った土台付きヘリパッドオブジェクトを使用して作る方法を説明します。
まずは、このヘリパッド土台をダウンロードしてください。
自分でこのような土台を作っても良いですが、土台の作り方の説明はここではしません。
富士急ハイランドの駐車場にヘリポートを作ってみます。
Googleで富士急ハイランドを検索し、地図で表示します。駐車場の真ん中あたりにマウスのポインタを当て、Windowsでしたら右クリック、Macでしたらコントロールキーを押しながらとマウスクリックすると、このような表示が出て緯度経度を知ることができます。
この緯度経度にヘリパッドを作ってみました。
ここまでは、「WEDの使い方」を見てください。
この場所は傾斜があります。ヘリコプターによっては出現した途端にひっくり返ってしまいます。
私が作った土台(YKHP)をjapan fujikyuのフォルダに入れてあれば、wedを開いて左側のlocalの下にYKHPが出てきます。この中のchichibuhpが土台です。
秩父札所シーナリーに使った土台です。
これを先に作ったヘリポートに重ね合わせます。
しかし、土台は20m四方のヘリパッドを想定して作ってあるので、先に作ったヘリパッドのサイズを大きければ変えなければなりません。最初から20m四方で作ってあれば、問題ありません。
土台を配置したのに、土台の角だけ出て、あとは地面に埋まった状態になることがあります。
それは、土台の四隅にうち1箇所だけが基準点になっており、その基準点は地表から10㎝ほど出るように作ってあります。
写真で見るように、基準点が傾斜の下の方にきています。そのために、ほかの四隅は地面に潜ってしまったのです。
この基準点を対角線の向こう側に回転させて持って行けば、地表に出るはずです。
回転させたら、四隅が地表に出ました。しかし、ヘリパッドが土台からはみ出しています。また樹木がヘリパッドを突き破って出ています。
斜面では、ヘリパッドの位置と、土台の位置の重ね方が少し難しいです。やや、土台の方がヘリパッドよりも斜面の上にくるように配置したほうがうまく合うようです。
Exclusionツールで樹木も除外したので、今度は良くなりました。
このように、位置合わせなど、何回かX-planeを立ち上げ直して確認しながら行う必要があるのです。